202077日 6月末会員数59

今年度の目標

90周年の年に著作集に立ち返り多くの友に伝えよう 家庭の役割 適量の生活」

草加友の会 ニュース

総リーダー  辻 純子

 

 

 

6月例会で予定していた読書:「私の家庭観」 友への手紙 
テーマ:家庭生活は人生の一番大きな栄光 この上ない事業です

 

3月から7月まで例会をはじめ、友の会活動が中止となり、多くの方が家庭での自粛生活を余儀なくされて家族と共に過ごす時間が増えました。

 

これまでになく家族で一緒に時間を共有し、家庭のありがたみや大切さを感じました。逆に一緒に過ごすことで煩わしさを感じたり、イライラしたという方もあると思います。家族とは、家庭とは一体何なのか?この読書では羽仁先生の願われた家庭観が記されています。私自身一般的には家庭とは「世の中の荒波から戦って疲れ失望して帰ってきた家人を保護し慰め、子どもを立派に育てるところ」と教わり納得していましたが、羽仁先生はその考え方には“家庭と社会”との関わりがないことを指摘されています。「家庭は(中略)清き泉の源となって、この社会を高めてゆくためにあるのである。」

 

昨年は時間調べの年でした。時間調べをすることで自分の生活時間を見つめ、今自分の生活に一番大切な時間は何かを考えることができました。また、10分・20分の時間を有効に使うことで、家事を効率的に終えて、つくり出した時間を人や社会のために使うことの大切さも知らされました。

 

そして、今年はコロナウィルスという今までに体験したことのない病原体と向き合いましたが、友の会の会員はそのことに焦って生活用品を買い集めたりしないで、気持ちを切り替え、自分の時間と向き合い、生活を崩さないで自分の生活の小さきことに励んでいる方が多かったように思います。

 

まさに羽仁先生の言われる「己に克って日々の目立たない生活を油断なくしていくことが、すべてのことに絶え間なく助けを祈る祈りそのものである。」ことの実践でした。この時に心を荒立たせないで静かに祈れるものになりたいと思います。

 

7月例会で予定していた読書:「仕事 休息 人生の一生」 みどりごの心 
テーマ:平の日の生活を 健全で 偏りの少ないものに

 

 『みどりごの心』の巻頭の言葉で「朝起きて聖書を読み、昼は疲れるまで働き、夜は祈りて眠る。この生活を実践できれば、鍛えられて鉄はようよう鋼になる。」と書かれています。そして、「『みどりごの心』は親しきもの、近き周囲の生活から交渉から、人として同じ命を持っている、世界中のあらゆる友に話しかけようとする手紙である」とあり、羽仁先生からの短編で具体的な例えを持って書かれたわかりやすいお手紙なのです。

 

夏休みを迎える前に上記の読書箇所をみんなで読みたいと思っていました。ここでは仕事の仕方が書かれています。特に夏休みに入ると張り切っていろいろな仕事を片付けたくなるものです。私も初めのうちに沢山の仕事を片付けて後でのんびり楽をしようと考えたことがあります。しかし、羽仁先生は「一時に沢山でなく、むしろ少なめに仕事の分量を決めて、毎日ぽつぽつとして行って、1週間、十日なりに整理してしまうというようにする方が実行されやすい」とおっしゃっています。

 

 在職中に何度も体験したことでした。仕事には忙しい時とそうでない時がありますが、時間のある時に前もって必要となる資料を想定してまとめたり、報告書を作っておくと思わぬ時に役立ちました。

 

 仕事ばかりでなく、休みの取り方も書かれています。夢中で働いて、あとで休むやり方は疲れから怠けになりやすいとあります。夏休み、皆さんが充実した時間を過ごされることを願っています。

 

202056日 4月末会員数59

今年度の目標

90周年の年に著作集に立ち返り多くの友に伝えよう 家庭の役割 適量の生活」

草加友の会 ニュース

総リーダー  辻 純子

4月例会読書:「友の会にて」友への手紙

テーマ:各自自由の意思を持って本気に協力しましょう

 

新型コロナウィルスという、今までに経験したことのない病原体の蔓延で4月と5月の例会が中止となりましたが、皆さんもぜひ例会読書の箇所を読んでください。

 

4月例会の読書は、友への手紙「友の会にて」の予定でした。戦後の混乱の中、多くの婦人団体が立ち上がりましたが、羽仁先生は友の会を立ち上げるにあたり、この団体に必要な事は、“協力”と“報告”と書かれています。読書の中に多くの“協力”という文字が出てきます。そして「最寄リーダーはただ選ばれたからなったのでなく、よく考えて本当にその職責を尽くしましょう。最寄の一人一人は言うまでもなく各自自由の意思を持って本気に協力をしましょう」とあります。

 

今年はこのような状況になり、最寄の運営も大変ですが、会員は必ず協力してくれます。一人で悩まないで困ったときは「助けて下さい!協力してください!」と声をあげれば必ず力を貸してくれます。読書の後半には“報告”という言葉が出てきます。「誠意をもってする報告は了解と信頼と仕事をよいものにする基となる。お互いによく知りあうことになる」と書かれています。この時期に皆さんと顔と顔を合わせて報告をすることができませんが、FAX、電話、メールをフルに使って今の会員の状況や現状、これからの予定をお知らせしたいと思います。

 

5月例会読書:「数の恩寵」みどりごの心
テーマ:友の会の大切な一人ひとりとして歩みましょう

 

5月の例会読書は「数の恩寵」(みどりごの心)でした。「神国建設を目的とする私たち友の会にも多くの人が入用です。まず、私たち一人一人が、友の会の為に実に大切な一人一人だと思いましょう。さし当たって何の働きもない自分だと思う人も、一人の会員として数を満たしていること、それ自身すでに大きな値打ちだということを深く理解したいと思います。」とあります。

 

今の状態になって一番はじめに考えたのは、只いたずらに何もしないで時を待つことはしたくないということでした。知恵を絞って会員と繋がり、会員同士励まし合いたいと思いました。そしてこのような事態だからできることを実行し、いざ状況が解消した時にすぐにスタートできるようにしたいと思いました。会員の皆さんに今やっていることを聞きましたら「マスクを作った」「押入れの整理をした」「常備菜を作った」等々いろいろな報告がありました。昨年、時間調べをして先輩会員の上手な時間の使い方や工夫を学びました。そのことが活かされていると思いました。年代の異なる会員の集う友の会だからこそできることです。いま、しみじみと「思想しつつ 生活しつつ 祈りつつ」という創立者の言葉を受け止めています。どのようなことが起きてもあわてず、今何をすべきか、今一番求められていることは何かを考えながら、普段の生活もおろそかにせず、祈りを持ってこの困難な時期を乗り越えたいと思います。

 

家計生活係 今年のテーマ:「見直そう! シンプル・丁寧な暮らし」

本来ならば心躍るゴールデンウイーク。しかし、新型コロナウイルス感染拡大が止まらない今年は、外出を控える事が強く求められています。外出できず見聞を広める事は出来ませんが、見識を深める事は出来ます。この機会に改めて自分自身にしっかり目を向け、生活を見つめ直す良い機会ではないかと思います。それぞれが工夫していることを共有し、お互いに刺激し合い、自分の力にしていきましょう。そして生活の中で活かされることを願います。

 

<勉強会>

 

家計簿記帳 予算と照らし合わせをして生活を工夫する事で、家計・環境にも繋がり健全になっていきます。山﨑美津江さんの著書に「必要なもの・ほしいもの」「するべきこと・したいこと」と書かれていました。 生活を見直しする良い機会です。今回「励み表」を配布させて頂きました。するべきこと・したいこと等を記入し是非活用して下さい。活動が再開しましたら見合いたいと思います。皆で励まし合い勉強していきましょう。

 

❶食費調べ❷決算報告❸CO2調べ 調べ物の提出は、最寄り内で声を掛け合い提出できるようにご協力宜しくお願いいたします。

 

 

子ども係 今年のテーマ:「笑顔で毎日楽しく!コロナに負けないよ!」 

 

今年度の子ども係は、若手のホープ2人MさんとFさん、古希を迎えたUの3人です。顔を合わせることができない中で、今できることは何かを考え、子育て中の会員と繋がる方法としてホームページにこひつじ(乳幼児を持つ母の集まり)のページを作ってもらいました。会員同士で繋がり「一人じゃないよ!」悩んでいること、楽しみなど皆で共有できる場が設けられ、お互いに発信し合える様になりました。係り会はライン(LINEのビデオ通話を使い顔を見ながら行いました。今だからこそ“きちんとした生活リズム”“バランスの良い食事”が大切だと思います。子どもとしっかり向き合い、家族との時間を楽しむ良いチャンスになればと願っています。「おうち友の会」を楽しみましょう。 

 

 

新型コロナウィルスの影響で自粛生活が続いていますが、こんな時だからこそ笑顔になれるような生活をしたいと思いました。まずはおいしいものを食べよう!と思いパンを作ったり、子どもたちとおはぎを作ったりしてお腹も心も満たされました。楽しい食事は笑顔の第一歩。各家庭の笑顔をぜひみんなに広げたいと思いました。

 

 

自粛することが日常となりましたが、学校や幼稚園へ行けなくなっても起きる時間や食事の時間などいつもと同じように過ごすことを心掛けています。子ども係では生活リズムを崩さないことの大切さを伝えながら、笑顔で過ごせるお手伝いができればと思います。

 

一度手に取って見て下い

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